チャオクワイは、タイでよく見かけるデザートです。
レストランのデザートメニューはもちろん、屋台や移動販売のスイーツ店でも広く親しまれています。ぷるぷるとした独特の食感と、ほんのりとした苦味が特徴で、特に暑い季節には涼をとるためのデザートとして大人気です。
チャオクワイは、乾燥させた仙草を煮て粘り気(ペクチン)を引き出し、その煮汁に葛粉またはキャッサバ澱粉を混ぜて、冷まして固めます。こうして、木のようなほのかな香りがあり、ぷるぷるで弾力のある黒いゼリーが出来上がります。
タイでは黒糖や牛乳またはエバミルクをかけて氷を入れて食べるのが一般的。
体の熱を冷ます効果があるので、タイでも「暑いときにチャオクワイを食べると涼しくなるよ」とよく言われています。また、繊維質も豊富なので、お腹にも優しいデザートです。
旅行でタイに行った際は、ぜひ冷たいチャオクワイを試してみてください。独特の食感とやさしい甘さに、きっとハマってしまう!

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