ガパオとホーラパーの違いとは?

タイフード・ドリンク・デザート

タイ料理にはさまざまな香り豊かなハーブが使われています。その中でも代表的なのが「ガパオ(กะเพรา)」と「ホーラパー(โหระพา)」です。

どちらもバジルの仲間ですが、香りや見た目、使われる料理が異なります。

今回は、ガパオとホーラパーの違いや見分け方、そしてそれぞれが使われるタイ料理についてご紹介します。

ガパオ(กะเพรา)とは?

ガパオは日本では「ホーリーバジル」と呼ばれるハーブです。

独特のスパイシーな香りが特徴で、タイ料理らしい力強い風味を生み出します。
見た目は、葉の表面に細かい毛があり、ややザラザラとした手触りが特徴です。葉の形は卵形で縁にギザギザがあり、茎は緑色または紫色を帯びることがあります。香りは強くスパイシーで、爽やかな辛みを感じさせる独特の風味があり、タイ料理によく使われるハーブです。

実はガパオには主に2種類あります。

  • 白ガパオ(ガパオ・カーオ)
    一般的によく使われる種類です。葉は緑色で、もっともよく見かけるガパオです。
白ガパオ
  • 赤ガパオ(ガパオ・デーン)
    葉や茎に赤紫色が混じる品種です。香りが強く、栽培量が少ないため比較的珍しい種類として知られています。
赤ガパオ

ホーラパー(โหระพา)とは?

ホーラパーは「タイバジル」とも呼ばれるハーブです。ガパオよりもやさしく甘い香りが特徴で、爽やかな風味があります。

見た目は、ツヤのあるなめらかな葉を持ち、細長い卵形で先がとがっているのが特徴です。葉の縁は比較的なめらかで、茎は紫色を帯びることが多く、甘く爽やかな香りを楽しめます。

ホーラパー

使われる料理

ガパオは炒め物によく使われるハーブで、ガパオライスやパット・キー・マオ、パット・チャーなどの定番料理に欠かせません。また、トムヤムをはじめとするスープやゲーンパー(森のカレー)などにも使われ、タイ料理ならではの豊かな香りを生み出しています。

トムヤムグンとゲーンパー

グリーンカレーやレッドカレー、ホーモック(タイ風蒸しカレー)などの料理によく使われ、料理に豊かな香りと深みを加えてくれます。また、生のまま野菜と一緒に食べることもあります。

さらに、タイでは麺料理のお店でもホーラパーがよく提供されます。特にクイッティアオ・ルア(ボートヌードル)の店では、ホーラパーが添えられることが多く、スープと一緒に味わうことで爽やかな香りを楽しむことができます。

グリーンカレーとホーモック
クイッティアオ・ルア

ガパオとホーラパーはどちらもタイ料理に欠かせないハーブですが、香りや使われる料理は大きく異なります。

・スパイシーで力強い香りなら「ガパオ」
・甘く爽やかな香りなら「ホーラパー」

タイ料理を食べるときは、ぜひハーブにも注目してみてください。

香りの違いを知ることで、タイ料理がさらに楽しく、美味しく感じられるはずです。

ぜひ実際にタイ料理を味わいながら、それぞれのハーブが生み出す香りや風味の違いをお楽しみください。

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